イベント・セミナー

第3回学術集会

2024年11月29日(金)~30日(土)に開催となりました

ヘルスデータサイエンス学会&日本オペレーションズ・リサーチ学会「ヘルスケアのOR研究部会」
共催シンポジウム開催のお知らせ

2024年1月21日(日)14:00~17:00 神戸大学六甲台第2キャンパス工学研究科C2-101及びオンライン(Zoom)開催
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第2回学術集会

2023年12月2日(土)10:00~18:30(終了しました)

会場:京都大学芝蘭会館(現地開催)
テーマ:「インフォメーション・ダイバーシティ:豊かな多元性から生まれる新しい可能性」
開催形式:対面

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プログラム(2023年10月31日版)

  • 10:00-10:05 開会挨拶
  • 手良向 聡(京都府立医科大学)

  • 10:05-11:35 シンポジウム1: 「本邦におけるマルチモーダルレジストリの展望」
  • 海外ではNational COVID Cohort Collaborative(N3C)のような大規模レジストリが構築され大きな成果を上げている。 マルチモーダルレジストリは、従来型レジストリを進化させ、データ標準と相互運用性を高めRWDを含む多様なデータソースから構築される次世代レジストリである。 本邦でのマルチモーダルレジストリ構築の課題と展望について議論を行いたい。

    • 演題1: マルチモーダルレジストリ総論 山本 景一(大阪歯科大学)
    • 演題2: 最新動向を見据えたデータ活用における実践的なデータマネジメントとガバナンス 伊藤 幹也(日本オラクル株式会社)
    • 演題3: 共通データモデル(CDM)の意義とOMOP 平松 達雄(国際医療福祉大学)
    • 演題4: レジストリ運用者・研究者から見たマルチモーダルレジストリ: 日本救急医学会統合DBの展望 西岡 典宏(京都大学)
    • 座長 山本 景一(大阪歯科大学)、佐藤 菊枝(名古屋大学)

  • 11:35-12:30 ランチ
  • 12:30-13:00 ポスターセッション
    • PA-1: 「日本人男性における前立腺癌発症予測モデルの開発」堀口剛(京都府立医科大学)
    • PA-2: 「経時的臨床レジストリーデータを用いた予後予測の探索」l植村直紀(横浜市立大学大学院)
    • PA-3: 「骨転移のある去勢抵抗性前立腺癌がん患者におけるゾーフィゴ治療の予測モデル開発」井桁正尭(兵庫医科大学)
    • PA-4: 「生存時間データに対するネットワークメタアナリシスの性能評価」室井葉介(横浜市立大学)
    • PA-5: 「多次元時系列データの可視化手法:エネルギーランドスケープ解析と時系列クラスタリング」阪口昌彦(大阪電気通信大学)
    • PA-6: 「高信頼性、及び高速処理を実現するRによる計算機環境の紹介」秋谷一平(エイツーヘルスケア株式会社)
    • PB-1: 「健康増進イベントと薬局でのフレイルチェックの連携により継続的に利用されるPersonal Health Record Record(PHRPHR)システムの構築」大塚恒弘(兵庫医科大学)
    • PB-2: 「大規模レセプトデータベースを活用した有害事象発現候補薬剤の同定及び因果推論に基づく確認手法の構築」舟木大登(静岡社会健康医学大学院大学)
  • 13:10-14:10 特別講演: 「大学におけるデータサイエンス教育の展望」
  • 竹村 彰通(滋賀大学 学長)
    座長 松山 裕(東京大学)

  • 14:10-14:55 アフタヌーンセミナー: 「限られた人材・時間・予算での研究を可能にするクラウドの活用」(協賛:日本オラクル株式会社)
    • 演題1: クラウド活用による研究の効率化 横山 慎一郎(ジョージ・アンド・ショーン株式会社)
    • 演題2: オラクルの提供するOracle Cloud Infrastructure (OCI) とその活用事例 松井 雄介(日本オラクル株式会社)
    • 座長 河野 健一(京都大学)

  • 14:55-15:15 休憩(コーヒーブレーク)
  • 15:15-16:45 シンポジウム2: 「ヘルスデータサイエンスにおける生成系AIとシミュレーション技術の活用」
  • データの民主化が進み, 健康医療の分野でもシミュレーション結果の利用が盛んになっているが、本邦ではまだ十分に活用が進んでいない。 一方で, 画像や自然言語処理に関する生成系AIが昨今話題となっており, 患者の個体擬似データの生成技術も進展している。 このような状況を踏まえ、本シンポジウムでは、がん対策や医薬品費用対効果のシミュレーションの実際、および患者合成データの活用について、ご講演いただき最新知識を共有したい。

    • 演題1: 総論:なぜヘルスデータサイエンスでマイクロシミュレーションが必要か? 阪口 昌彦(大阪電気通信大学)
    • 演題2: がん対策へのマイクロシミュレーションの活用 福井 敬祐(関西大学)
    • 演題3: スクリーニングの費用対効果におけるシミュレーション 星野 絵里(国立成育医療研究センター)
    • 演題4: 合成患者データの活用と展望 石原 拓磨(岐阜大学)
    • 座長 秋谷 一平(エイツーヘルスケア株式会社)、阪口 昌彦(大阪電気通信大学)

  • 16:55-18:25 シンポジウム3: 「多様なデータにもとづく標的(ターゲット)を定めた統計的推論の最前線」
  • 従来の統計解析は、データに回帰モデルなどの手法をあてはめ、その結果を解釈するという流れが主流だった。手法のためのモデルと、解釈のためのモデルとが混然となったこのようなアプローチの脆弱性は Leo Breiman によるセミナルペーパー "Statistical Modeling: The Two Cultures" で2001年には指摘されていたが、近年発展してきた因果推論をはじめとする方法論はこうした混同を回避した枠組みを提供する。具体的には、まず推測のターゲットを定める(ステップ1)、データおよび現実から乖離しない仮定からターゲットを推定する(ステップ2)。本シンポジウムでは、このような枠組みを共有するデータ解析の方法と実例について、以下の3演題を取り上げる。

    • 演題1: 「標的学習」の考え方と実装 ~因果推論×機械学習という異なる手法による観察研究データ解析~ 篠崎 智大(東京理科大学)
    • 演題2: 「標的試験エミュレーション」の考え方と実践 ~COVID-19レジストリーデータへの実践事例~ 上村 夕香理(国立国際医療研究センター)
    • 演題3: 効果の異質性に着目した次世代の個別化医療戦略~High Benefit アプローチ~ 井上 浩輔(京都大学)
    • 座長 手良向 聡(京都府立医科大学)

  • 18:25-18:30 閉会挨拶
  • 山本 景一(大阪歯科大学)

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賛助会員の企業様は、1口お申込みに付、2名様分の参加費無料枠がございます

ポスター演題の募集を始めました。 2023年7月10日(月)~10月10日(火)ポスター演題の募集は締め切りました。

ポスター発表のご登録の際、演者の方は「正会員」・「学生会員」及び「入会申請中の方」のいずれかとさせていただきます

協賛

第1回学術集会

2022年11月26日(土)10:00~18:00 オンライン開催 (終了しました)

賛助会員の企業様は、1口お申込みに付、2名様分の参加費無料枠がございます

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プログラム

  • 10:00-10:10 開会挨拶

    代表理事 手良向 聡(京都府立医科大学大学院医学研究科 教授)

  • 10:15-12:00 シンポジウム1
    「リアルワールドデータからリアルワールドエビデンス創出」

    様々な立場の方に、リアルワールドデータからリアルワールドエビデンス創出の取り組みご紹介いただき、課題の解決に向けて討論する。

    • 「リアルワールドエビデンス創出の課題〜京都大学病院RWDプロジェクト〜」
       松本 繁巳(京都大学大学院医学研究科リアルワールドデータ研究開発講座)
    • 「リアルワールドデータに混入しやすいエラーと解析上の落とし穴」 岡田 昌史(新医療リアルワールドデータ研究機構株式会社)
    • 「病院情報システムのデータを利活用するための取り組み」 青柳 吉博(国立がん研究センター東病院)

    座長 松本 繁巳(京都大学大学院医学研究科 特定教授)

  • 13:00-14:00 特別講演
    「科学と信仰:ヘルスデータサイエンスとは何か~予測科学としての臨床医学のフロンティア」

    福島 雅典(LHS研究所 代表理事、京都大学名誉教授)
    座長 手良向 聡

  • 14:15-16:00 シンポジウム2
    「統計的因果推論の基礎と最前線」

    本シンポジウムでは、実際の臨床・疫学研究のデータ解析手法として近年頻用されるようになってきた反事実因果モデル(counterfactual causal models)に基づく統計的因果解析の基礎と応用手法について概説する。現実問題を解決するためのデータ解析の方法論としての因果解析手法の概説であり、実際の適用例を中心に統計ユーザーの方にもわかりやすい説明を目指す。

    • 「反事実因果モデルによる統計的因果推論の基礎」 松山 裕(東京大学大学院医学系研究科生物統計学分野)
    • 「反事実予測モデルと個別化治療効果」 萩原 康博(東京大学大学院医学系研究科生物統計学分野)
    • 「因果媒介分析(mediation analysis)」 篠崎 智大(東京理科大学工学部情報工学科)

    座長 松山 裕(東京大学大学院医学系研究科生物統計学分野)、篠崎 智大(東京理科大学工学部情報工学科)

  • 16:15-17:55 シンポジウム3
    「頻回計測モバイルセンサーデータの医療・健康・医学研究利用の課題と展望」

    睡眠、血圧、血糖、歩数、その他多くの健康に関するデータがモバイルセンサー(ウエアラブルデバイス)で収集できるようになった。本シンポジウムでは、健康・医療に関するモバイルセンサー(ウエアラブルデバイス)から得られる頻回計測データを医療・健康・医学研究に利用するための課題と今後の展望について考察したい。

    • 「医療・健康における頻回計測センサーデータ利用の意義と課題:パーソナルヘルスレコード(PHR)の取り組み」
       高橋 翼(PHR普及推進協議会、beyondS)、山本 景一(PHR普及推進協議会、和歌山県立医科大学)
    • 「関節リウマチ患者における客観的睡眠解析の重要性」 山田 真介(大阪公立大学膠原病内科学)
    • "Sensor Data Innovation Project”  Theuns Bouwer (Oracle Corporation)
    • 「頻回計測センサーデータの解析手法」 阪口 昌彦(大阪電通大学情報通信工学部情報工学科)

    座長 永井 洋士(京都大学医学部附属病院先端医療研究開発研究機構)、山本 景一(和歌山県立医科大学 情報基盤センター)

  • 17:55-18:00 閉会挨拶

    理事 山本 景一(和歌山県立医科大学 情報基盤センター)

利益相反スライド見本

協賛

第1回学術集会画像

設立記念シンポジウム

2022年7月29日(金)16:30~18:00 オンライン開催 (終了しました)

  • 「ヘルスデータサイエンス学会の取り組み」
    手良向 聡(ヘルスデータサイエンス学会代表理事 / 京都府立医科大学大学院医学研究科)
  • 「がん治療における RWD( リアルワールドデータ ) 構築からRWE( リアルワールドエビデンス) 創出の取り組み」
    松本 繁巳(京都大学大学院医学研究科リアルワールドデータ研究開発講座 / 京都大学医学部附属病院腫瘍内科)
  • 「関節リウマチデータベース “ANSWER コホート”」
    橋本 求(大阪公立大学大学院医学研究科 膠原病内科学)
  • パネルディスカッション
    パネリスト 手良向 聡、橋本 求、松本 繁巳

座長 山本 景一(和歌山県立医科大学 情報基盤センター)

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